お着がえヴェールとは、着替える時に、襟汚れを防止するフェイスカバーです。
アパレルショップで試着する時によく渡される、不織布の布バージョンというと、イメージしやすいかと思います。
何と、自社オリジナルで、他には売っておりません。
なぜこれを作ったかといいますと、この布一枚で、洋服の部分洗い、そしてそれに費やす時間を減らすことができ、便利だと考えたからです。
また、着換える際に、汚れを気にして被り物の襟ぐりを伸ばす必要もなく、型崩れ防止、ひいては洋服を長持ちさせることにもつながりますよね。
近年、スマートに資源を大切にする取り組みがあちこちで行われていますが、今あるものを丁寧に長持ちさせる、というアプローチもあると思いますので、この一助になればと願っております。
それまで会社員しか経験もなく、コネなし、人脈なしでしたが、必死で動き回った末、多くの方から助けて頂きながら製造販売に至りました。去年の初めとつい最近の事ですが、ずいぶん昔に感じられます。
現在、スリランカコーヒーとこのお着換えヴェールと2商品で展開しております。
どうしてコーヒーとヴェールなの、とよく聞かれます。理由は単純に今販売できるのがこの2つしかないからです。
当店のテーマは、「自社オリジナル製品で衣食住を通じて日々頑張っている方を支えたい」です。根っこは一緒なのですが、商品がかけ離れているとご指摘いただくこともしばしば。
せっかく販売するのであれば、他にはないニッチなオリジナル商品をご提供したいと考えております。世に出すためには様々な段階を踏まなければならず、ラインナップ追加にはもう少し時間が掛かりそうです。
実は、水面下で動いている案件もあります。しかし、試作段階だと途中で何があるか分からず、公表になかなか踏み切れないのです。
身の回りには試作品がいくつかあり、特に食品は、試食という名の元に消費するか、破棄しか選択肢がありません。
よく、食品廃棄が問題になっていますが、結局廃棄するのが一番コストがかからないのですよ。小規模ながらですが、これが痛いほどわかりました。
食品類を何かに使いまわすというのは、そう簡単ではないのが現実です。パッケージだって考えなければなりませんしね。
しかし、ラベル類のデザインをはじめ、商品企画は楽しい工程でもあります。まるで夢のように、制限を設けずにアイディアを巡らせるので、時間があっという間です。
このアイディアを楽に共有できるマシーンが出来たらいいな、なんてさらに妄想が膨らみます。脳と脳を接続したりなど??AI技術に期待したいところです(笑)