人生100年時代、スリランカコーヒーでも飲みながら、簿記3級の問題をコツコツ解いて参りましょう!取得済みの方も、そうでない方も、優雅な香りに包まれて、頭のリフレッシュはいかがでしょうか。 一度に多くの事はなかなかできませんが、隙間時間でスマホを眺めながら、わずかでも、スキルアップを目指しましょう。
Let's study
商品を仕入れる時にかかった費用を仕入諸掛り、また、発送する時にかかった費用を売上諸掛りといいます。運送費用、梱包資材などがそうです。
(1)スリランカ商店5,000円を仕入れ、代金は掛けとした。なお、引取り費用800円を現金で支払った。
→仕入諸掛りのパターン。 5,000円の商品を送料込みで購入したと考える。
(借方) | (貸方) | ||
仕入
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5,800
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買掛金 現金 |
5,000 800 |
(2)コロンボ商店に商品を4,800円で販売し、代金は掛けとした。なお、発送費用600円を現金で支払った。
→売上諸掛りのパターン。発送費用600円は独立した費用と考える。売上はあくまでも4,800円である。
(借方) | (貸方) | ||
売掛金 発送費 |
4,800 600 |
売上 現金 |
4,800 600 |
◆◆◆
スリランカは宝石の国です。沢山の種類の宝石が採掘されますが、サファイヤが特に有名ですね。英国王室の方が好んでつけるブルーサファイヤはスリランカ産であり、これを誇りに思っている方が多いです。
日本では、宝石はアクセサリーとして、ファッション的に捉える方が多いのに対し、現地の方は、ガチで宝石は資産だという考えを持っています。有事の時は換金性もあるからです。
ところで、わが国では、スピリチュアル的に癒しや恋愛運を求めて愛されている、ムーンストーンやローズクォーツですが、インド洋の真珠の国の方からは、「ハンキセキ」としてちょっと鼻でせせら笑われる雰囲気です。
そう、どちらも宝石ではなく半貴石なのです。もちろん、半貴石は資産にはなりません。以前、デパートで結構高いムーンストーンの指輪が売られているのを見たことがありますが、さて、スリランカ人が見たらどう思うのでしょう??