2020年秋の石垣島です。近年ではコーヒー栽培をしている農家さんもいらっしゃるようで、遠巻きからでもいいから訪れたかったと後悔しています。何ともスケジュールをこなすのに必死だったのです💦
沖縄県の様に温かい気候に恵まれた場所はもちろん、温室栽培などでも、日本産のコーヒーが各地で生まれ始めているそうです。コーヒー=輸入に頼るという図式が揺らぎつつありますね。近頃コーヒーの輸入はコストや気候変動を考えると、ちょっとしたリスクにもなりえますし、それに国内でも生産できるというのは希望が湧いてきますね!
国産コーヒーは希少性があり高価なのは仕方ないと考えます。スリランカ産コーヒーも高価な部類に入りますが、これもやはり希少性があるからなので、どうかご理解頂きたいところです🙇
コーヒーも様々なランクがあります。場合によってはコーヒー無料というお店があるのを知っていますが、恐らくかなり安く仕入れているからこそ実現するのであり、その輸出元のことを考えると、農家の方はどのような暮らしをされているのかとしみじみ考えてしまいます。農作物を育てるのが大変なのは、海外でも一緒なはずだからです。
コーヒーだけではないですが、農産物は安売りが当たり前過ぎる気がします。生産農家と、エンドユーザーである我々消費者の力関係の傾きがもう少しフラットになったら良いですよね。
残念なことに、コーヒー袋に小石など入れてかさ増しされて輸入される例もよくあるそうですが、もちろんいけない事とはいえ、もしかしたら無言のメッセージの可能性もあるのでは・・因みにスリランカコーヒーは今のところ異物を持ってかさ増しされたことはありません。このまま友好にお取引したいものです。
ところで、石垣島はこの時15年ぶりで2度目の旅でした。空港が移転して新しくなっておりましたが、初めて訪れた当時の旧空港には、入ってすぐに大きなミルク神(弥勒菩薩)のお面があり、「おーりとーり」と書かれた木製の看板が下に添えられていたのを今でも思い出します。
「おーりとーり」というのは、「ようこそいらっしゃいました」という意味の最大限の丁寧な言葉なのだそうです。最近、NHKちむどんどんにて、鶴見のお店の中にミルク神がよく映っていて、片岡鶴太郎さんより断然目が行ってしまいます(笑)そして、セリフで誰かが普通に話してくれないかと密かに楽しみにしております♡