山形県は庄内地方にある、出羽三山の一つ、月山に行ってきました。頂上まではいかず、八合目の弥陀ヶ原で自然に触れあってきました。
蜂子の皇子が開山されたといわれる出羽三山は、湯殿山、羽黒山、月山の3つをいいます。湯殿山は未来、羽黒山は現在、そして月山は死後の世界を表し、古くは、死者との語らいの場所だったといわれています。
今回訪れた弥陀ヶ原や、頂上の月山神社は7月~9月までしか開放されておりませんので、あいにくの天気でしたが、それでもハイキング感覚で出かけました。ここでしか見ることのできない固有種の高山植物があるのは有名で、ちょうど開花シーズンでした。
道中、目的の八合目/弥陀ヶ原に近づくにつれ、霧が凄くて死後の国感が半端なく💦これは失敗だったかも知れないとも思いましたが、どうにか到着できて一安心しました。
軽食とペットボトルの水を携え、いざ出発です!
途中、人が見えなくなった隙をみて、道を振り返っての1枚がトップの写真です。板が割れていますが、若いので!問題なしです。決して脚色するわけではないですが、空気が美味しく、お花も沢山あり、こういう死後の世界だったらまあまあいいかもと思えてきました。 可愛いですよね!↓
以前、5~6名で飲みながら、死後は天国に行きたいか、それとも地獄に行きたいかという話題で盛り上がったことがありまして・・天国の方がいい!・・いや地獄の方が面白い人いそうじゃない?・・天国はお酒も飲めなそうだし・・静かに行儀よく天国にいてもつまらないよ・・と結構盛況でした。
今になって考えると、そもそも、天国vs地獄って外来の考えのような気もしなくはないですね。選択肢に加えられるなら、古来から死後、または死者と繋がっているといわれるこの月山に居させてもらってもいいかも知れない、と不思議とそういう気持ちが湧いてきたり。
途中、池塘(ちとう)と呼ばれる小さな池が沢山あり、近くのベンチでしばし休憩をとったのも良い時間でしたね。ああ、スリランカコーヒーを持ってくるんだったと後悔しながら、お水とお菓子を頂きました🍬
途中数回晴れ間が広がり、マドンナのRainを思い出しました。アルバムバージョンだと、途中でThander Bring~のところで雷が鳴る♪のを知っていましたか? 実際には雷は鳴らなかったものの、急に雨が降ったり止んだりで、その合間の太陽がとても有難く、まさにNever go away(笑)
霧で全身しっとりしてきたところで、下に降り、レストハウスで恐らく長時間保温されたままであろうコーヒーを飲み、ちょっとうなりながら!?水で気を引き締め、帰路につきました。因みに500mlのポカリスエットが八合目で300円!頂上だともっとするでしょうね~山の上では何でも貴重品ですね!