写真は当店スリランカコーヒーのサンプルロースト分です。そもそもどうしてコーヒーを取り扱うことになったのか?という話をしたいと思います。
スリランカとやり取りを始めた当初は、間に1社入ってもらい交渉を進めていました。今も大変お世話になっている、その会社の社長さんからの「加藤さん、凄いです。僕このコーヒーだったら紅茶みたいで飲めます!」という一本の電話が全ての始まりです。実はこの方、コーヒーが大の苦手で、出先で出されたとしてもいつも残してしまうのだそう。ところが、スリランカ産のこのコーヒーは、フルーティーで決して重々しくなく軽やかなので、受け入れられたみたいです。
自分でも味を確認し、販売すると決め、それからは、そもそも何キロ注文して良いかがわからない(笑)というか、先方はある程度まとまった量でないと売って下さらないというのもあり、スタートの時点から色々大変な思い出ばかりです💦しかし初めは通関業者を通していたのを、今年春には自ら成田空港に出向き、全て自分で輸入手続きを行うという貴重な経験もしました。関係者パスをぶら下げ、限られた敷地内エリアで重い台車を押している時は、何で今ここにいるのかな・・なんてふと思い、人生とは本当に分からないものだと感じましたね~
今はスリランカ現地の会社と直接やり取りができるまでになり、やっとルートが出来て来た実感があります。このように注文から受入れまではもちろん、パッケージのデザインやパッキング、発送までを全て一人でこなしておりますので、愛着もひとしおです。
発送する時は、どうか遠くまで羽ばたいて~!!とひたすら願いながら送り出しているのですよ。ぜひ沢山の人に飲んでいただきたいです。いろいろ不安な事が多い近頃ですが、販売中のドリップパックは備蓄用にもお勧めです!有事の時に香りに癒されるれるかもしれません!
もともと代表加藤は会社員時代からコーヒーが大好きで、生豆を買い、自分で炒り網を使って焙煎をするのも苦ではありませんでした。その自前のコーヒーを会社にも持参していましたしね。ただ、チャフと呼ばれる薄皮が焦げて舞うなど、屋内での焙煎はどう考えても好ましくはなく、ガス警報器を鳴らしてしまったことが何度もあります。ある日とうとう失敗してコーヒー豆に引火してしまい、それから自宅での焙煎は控えているという経緯があることを白状します🤫
屋外のバーベキュー場などでしたら、のびのびと焙煎できそうですね!プラスアルファの効果として、煙と香りで虫よけになったりして🐜
コーヒーは出がらしも色々活用法がありそうなので、天日で干してひとまず溜めています。農業などに活かせたらいいな、なんてぼんやり思いますが、ネギすら育てることのできない人間なので、自信がないですね・・でも何かに再利用できたら素敵ですよね。アイディアをお持ちの方はぜひ教えて下さいね!